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「空売り」の前にまずは理解しやすい「買い」から見ていくことにしましょう。
まず先物取引で取引されている商品を「買う」ことが必要です。そこであなたは「ちょうど1年後の1月にリンゴを1個200円で買う」契約を結びます。
そして手に入れたリンゴの価格が1年後の1月に250円で売れれば50円の利益となります。
来年の1月に価格が上昇していればその分が利益となり、反対に価格が下がれば損害となります。
例え、自分が損していても先物取引の商品には期限が定められているため、売らなくてはなりません。売らなければ実物が届くことになってしまうのです。
では反対に「空売り」から始めるとどうなるでしょうか。先物取引の「売り」とは、何かを「将来のある日」に「売る」との契約を結ぶことです。
例えば、あなたが「ちょうど1年後の1月にリンゴを1個200円で売る」という契約をAさんと結んだとします。
この契約を結んだ時にはリンゴを手元に置いておかなくても良いわけです。実際にリンゴをAさんに渡すのは1年後なのですから。
しかし1年後までにはあなたはリンゴを調達しなければなりません。丁度そこにBさんが「来年の1月にリンゴ1個150円で売りたい」と言ってきたので、あなたはBさんとのリンゴを「買う」契約を結ぶことにしました。
するとBさんのリンゴを150円で買ってAさんに200円で売るので、利益が50円となります。
反対に200円以下では誰も売ってくれない場合でもあなたはリンゴを調達しなければならないので、1個250円で売ってくれる人を探し契約を結びます。この場合では、50円の損害となります。
「空売り」の最大の特徴は、物の価格が下がるほど利益がでる点です。先物取引では「買い」から入っても「売り」から入ってもリスクは平等となります。
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